イラスト制作を始めたいときに、パソコン選びで迷う方も多いと思います。
- イラスト用パソコンはどんなスペックが必要?
- クリスタやPhotoshopは普通のノートPCでも動く?
- おすすめのパソコンは?
と悩む方も多いでしょう。
結論から言うと、一般的な2Dイラスト制作では高性能なパソコンが必須というわけではありません。CPU・メモリ・SSDや画面の見やすさを確認し、持ち運ぶならノートPC、自宅中心ならデスクトップPCなど、制作環境に合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、イラスト制作に必要なパソコンのスペックや選び方、おすすめモデルを初心者向けに解説します。
イラスト用パソコンに必要なスペック
| 項目 | 2Dイラスト制作の目安 |
|---|---|
| CPU | Core i5・Core Ultra 5 / Ryzen 5クラス以上 |
| メモリ | 16GB以上 |
| SSD | 512GB以上 |
| GPU | 一般的な2D制作なら独立GPUは必須ではない |
| ディスプレイ | フルHD以上、色域も確認 |
代表的なイラストソフトには次のようなものがあります。
- CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
- Photoshop
- Illustrator
一般的な2Dイラスト制作では必ずしも高性能なパソコンは必要ありませんが、制作内容や使用するソフトに合わせて必要なスペックを選ぶことが大切です。
CPU
CPUは、イラストソフトの動作や作業の快適さに関わるパーツです。
一般的な2Dイラスト制作では、Core i5・Core Ultra 5・Ryzen 5クラスをひとつの目安にすると選びやすくなります。
メモリ
メモリは、複数のレイヤーや大きな画像を扱うときの作業のしやすさに関わります。
- 基本:16GB
- 高解像度の作品や多くのレイヤーを扱う場合:32GB以上も検討
SSD
SSD容量は、作品データや素材を保存する量を考えて選びましょう。
- 基本:512GB
- 作品データや素材を多く保存する場合:1TB以上も検討
GPU(グラフィックス)
一般的な2Dイラスト制作では、必ずしも高性能な独立GPU(グラフィックボード)が必要なわけではありません。
CLIP STUDIO PAINTで2Dイラストを中心に制作する場合は、GPUよりもCPUやメモリを優先して選ぶとよいでしょう。
一方、3D素材を多く使用する場合や3DCG、動画編集なども行う場合は、GeForce RTXシリーズなどの独立GPUを搭載したパソコンも選択肢になります。
PhotoshopなどGPUを利用する機能があるソフトを使う場合は、使用するソフトの動作環境も確認して選びましょう。
ディスプレイ
イラスト制作では、画面の見やすさも確認しておきたいポイントです。
解像度はフルHD(1920×1080)以上をひとつの目安にするとよいでしょう。画面サイズが大きいとイラストや参考資料を見やすく、複数のウィンドウを並べて作業するときにも便利です。
色の見え方を重視する場合は、sRGBやDCI-P3などの色域も確認しておきましょう。
ノートPCを持ち運ぶ場合は、画面の大きさだけでなく本体サイズや重量とのバランスも確認しましょう。
液タブ(液晶タブレット)を接続する場合は、HDMIや映像出力に対応したUSB Type-Cなど、必要な接続端子があるかも確認しておきましょう。
イラスト制作はノートPCとデスクトップどちらが良い?
イラスト制作では、ノートPCとデスクトップのどちらでも作業できます。
- ノートPC:持ち運びたい人、省スペースで使いたい人に向いている
- デスクトップPC:自宅での作業が中心で、性能や拡張性を重視する人に向いている
外出先でも制作するならノートPC、自宅での制作が中心でモニターや周辺機器も含めて環境を整えたいならデスクトップPCが選びやすいでしょう。一般的な2Dイラスト制作であれば、必要なスペックを満たしていればどちらでも対応できます。
イラスト制作におすすめのパソコン
ここからは、イラスト制作の用途や使い方に合わせて、おすすめのパソコンを紹介します。
| モデル | タイプ | おすすめの人 |
|---|---|---|
| LAVIE Direct N13 Slim | Windowsノート | 持ち運びやすさを重視したい |
| ASUS Vivobook S 14 | Windowsノート | OLEDで色表現を重視したい |
| DAIV R4 | Windowsノート | 3DCGなど高負荷な制作にも使いたい |
| MacBook Air(M5) | Macノート | Macでイラスト制作をしたい |
| DAIV KM-I5G60 | Windowsデスクトップ | 性能や拡張性を重視したい |
イラスト制作におすすめのWindowsノートPC
LAVIE Direct N13 Slim|持ち運びやすさを重視する人向け
LAVIE Direct N13 Slimは、外出先でもイラスト制作をしたい方におすすめのコンパクトなノートPCです。
Ryzen 5 7535HS、メモリ16GB、SSD 512GBの構成を選べるため、一般的な2Dイラスト制作で使いやすい構成にできます。
13.3型のWUXGA(1920×1200)IPS液晶を搭載しており、本体重量は約1.18kgです。画面の広さよりも持ち運びやすさを重視したい方に向いています。
👉 LAVIE N13 Slimを実機レビュー|軽さ・性能・使いやすさを詳しく検証
ASUS Vivobook S 14|色表現を重視する人向け
ASUS Vivobook S 14は、イラスト制作で画面の色表現を重視したい方におすすめのノートPCです。
Core Ultra 5 226V、メモリ16GB、SSD 512GBを搭載しており、一般的な2Dイラスト制作にも使いやすい構成です。
14型のOLEDディスプレイを搭載し、DCI-P3 95%の色域に対応しています。イラストの色を確認しながら作業したい方に向いています。
DAIV R4|3DCGなど高負荷な制作にも使いたい人向け
DAIV R4は、イラスト制作に加えて3DCGなど負荷の高い作業にも使いたい方におすすめのクリエイター向けノートPCです。
Core i7-13620H、GeForce RTX 4050 Laptop GPU、メモリ16GB、SSD 500GBを搭載しており、独立GPUを必要とする制作にも対応しやすい構成です。
14型ディスプレイはsRGB比100%に対応しています。イラスト制作だけでなく、3DCGなどにも取り組みたい方に向いています。
イラスト制作におすすめのMac
MacBook Air(M5)|Macでイラスト制作をしたい人向け
MacBook Air(M5)は、CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopなどをMacで使ってイラスト制作をしたい方におすすめのノートPCです。
16GBのユニファイドメモリと512GB SSDを標準搭載しており、一般的な2Dイラスト制作にも使いやすい構成です。
Liquid Retinaディスプレイは広色域(P3)に対応しています。13インチと15インチがあるため、持ち運びやすさを重視するなら13インチ、画面の広さを重視するなら15インチを選べます。
イラスト制作におすすめのデスクトップPC
DAIV KM-I5G60|性能と拡張性を重視する人向け
DAIV KM-I5G60は、イラスト制作に加えて3DCGや動画編集なども行い、性能や拡張性を重視したい方におすすめのデスクトップPCです。
一般的な2Dイラスト制作だけならRTX 5060ほどのGPU性能は必須ではありませんが、イラスト以外の高負荷な制作にも使いたい場合は余裕を持って選べます。
Core Ultra 5 225、GeForce RTX 5060、メモリ16GB、SSD 1TBを搭載しており、イラスト制作に加えて3DCGや動画編集などにも使いやすい構成です。
デスクトップPCはディスプレイを別に選べるため、イラスト制作ではPC本体の性能だけでなく、解像度や色域なども確認してモニターを選びましょう。
まとめ|イラスト用パソコンは用途に合ったスペックを選ぼう
- CPU:Core i5・Core Ultra 5・Ryzen 5クラスを目安にする
- メモリ:16GBを基本にする
- SSD:512GBを基本にする
- GPU:一般的な2Dイラストでは独立GPUは必須ではない
- ディスプレイ:フルHD以上を目安に、画面サイズや色域も確認する
一般的な2Dイラスト制作では高性能な独立GPUは必須ではありません。まずは必要なスペックを確認し、持ち運びやすさを重視するならノートPC、自宅で性能や拡張性を重視するならデスクトップPCなど、制作環境に合ったパソコンを選びましょう。

