【2022】おすすめのパソコンメーカー14社を徹底比較しました!
「リモート会議に参加するためにノートパソコンを買う必要があって」
「YouTubeの配信がしたのでパソコンが欲しいのですが」
「パソコンに詳しくないのでメーカーとかブランドってありますか」
などなど、いざパソコンを購入しようと思っても、メーカーとか知らないしどうすればいいか分からないという声を耳にしました。確かに知らないと迷いますよね。
そこでおすすめのパソコンメーカーをピックアップしてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
パソコンメーカーは大きく分けて3種類
この記事ではパソコンメーカーを以下の3つに分けてご紹介します。
- パソコンメーカー|国内ブランド
- パソコンメーカー|海外ブランド
- パソコンメーカー|日本のBTOパソコンブランド
日本国内、海外、そして日本のBTOパソコンブランドの合計16社です。
まずは日本国内のパソコンメーカーからご紹介します。
パソコンメーカー|国内ブランド
日本国内の有名パソコンメーカーですが、
- Dynabook社
- パナソニック社
- VAIO社
- NEC社
- 富士通社
上記の5社になります。
Dynabook(ダイナブック)|旧東芝
dynabook 公式サイト https://dynabook.com/index.html
世界初のノートPCを発売した東芝。その名もアラン・ケイが提唱した「DynaBook(ダイナブック)」。J-3100SS001という型番で1989年に商品化されました。
その後もカラー液晶の搭載や最薄スリムノートのSS、世界最小のWindowsノートPC「Libretto(リブレット)」を発売したりと、東芝ダイナブックは世界的なノートパソコンのブランドとなりました。
2018年に東芝のパソコン事業部をシャープに売却。シャープはダイナブックの名を残し、「Dynabook株式会社」に社名を変更して再出発しました。
パナソニック|Let’s note(レッツノート)
パナソニック Let’s note 公式サイト https://panasonic.jp/cns/pc/
愛用者を「レッツラー」とも呼ばれるパナソニックの「レッツノート」。
日本国内でパソコン事業が再編成されているなか、レッツノートはビジネス向けやコアなユーザー層に支持されて、長年使用するファンも多いパナソニックのノートパソコンです。
現在のレッツノートは個性的な丸形のタッチパッドですが、以前に採用されていたトラックボールも使いやすく他社とは違う個性で人気モデルでした。
外観もひと目でレッツノートとわかるデザインは頑丈で耐久性があり、DVDドライブを内蔵したモデルは汎用品をそのまま取り付けるのではなく専用設計で軽量化も実現し、長時間バッテリーも搭載してビジネスや個人ユーザーにも人気のノートパソコンです。
VAIO(バイオ)
VAIO 公式サイト https://vaio.com/
ソニーが発売した紫色のノートパソコンVAIO(バイオ)のデビューは衝撃でした。
アップルのマッキントッシュの周辺機器を販売していたソニーはMACの互換機を発売するのではといううわさが雑誌にも書かれ、ソニーデザインのかっこいいMAC互換機の登場を筆者もひそかに期待していました。
そしてついにソニーがノートパソコンを発売しました。それが紫色のVAIO(バイオ)、Windowsノートパソコンだったのです。
マグネシウム合金を用いたバイオは薄型・軽量で持ち運びしやすく、バッテリーはスタンドの役割を兼ねており、バッテリーを立てるとキーボードが傾きとても打ちやすく、デザイン的にも美しいノートパソコンで、ビジネス的なノートパソコンが多い中で異彩を放っていました。
一代で終わってしまいましたが、過去にDEC(デック)というアメリカの業務用コンピュータメーカーが発売したノートパソコンがありましたが、それを彷彿させる優れたバイオのデザインはファンも多く、パネルのVAIOの文字も初期型は立体的に見えるシールでしたが後にパネル自体に立体的なVAIO文字がデザインされ、おしゃれなWindowsパソコンの代名詞となりました。
2014年にソニーからパソコン事業が切り離され「VAIO株式会社」に移管されました。
NEC(エヌイーシー)|LAVIE(ラヴィ)
NEC LAVIE 公式サイト https://www.nec-lavie.jp/products/
NECは日本のパソコン市場を引っ張ってきた立役者です。
PC-9800シリーズといえば、日本語MS-DOSの時代はほぼ一強でNECのパーソナルコンピュータのこと。
その後DOS/Vの発表でIBM-PC/AT互換機が普及しだしました。東芝のダイナブックもDOS/V機の一つです。
そしてWindowsの時代に入りNECは、日本独自路線から世界標準の設計に変更していきました。
たとえばPCIバスという規格が登場しましたが、NECはデスクトップパソコン内のPCIバスのコネクタ形状をNEC独自の仕様とはせずに、世界標準のコネクタ形状を採用しました。
世界標準の互換性を重視した設計にすることで、日本の市場に海外の製品やパーツも流通するようになり、自分で組み立てる自作PCも普及するようになりました。
その後はMACを除いてWindowsパソコンは百花繚乱の時代に入っていきました。
テレビCMの「バザールでござーる」が耳に残っている人も多いのではないでしょうか。
2011年、NECのパソコン事業はレノボとの合弁会社になり、NECパーソナルコンピュータ株式会社はLenovo NEC Holdings B.V の100%子会社になっています。
富士通|FMV
富士通 FMV 公式サイト https://www.fmworld.net/fmv/
法人向けではなく個人向けのパソコン市場においては、富士通はWindows95あたりから人気に火が付きました。
FM-TOWNSという独自路線からFMV-DESKPOWERに切り替わり、多くのバンドルソフトや低価格戦略もあってNECと富士通という双璧をなす存在になっていきました。
テレビの地上波がアナログ放送からデジタル放送に切り替わるタイミングで、アナログとデジタルの両方のチューナーを内蔵したテレビ一体型のパソコンも発売しました。いわゆるテレパソ、あるいはデジタルテレビと言われるパソコンです。
テレビCMの「たっちおじさん」が印象的でした。
パソコンメーカー|海外ブランド
海外の有名パソコンメーカーは、
- アップル社
- マイクロソフト社
- レノボ社
- 日本HP社
- デル社
- エイスース
- エイサー
上記の7社をご紹介します。
Apple(アップル)
アップル公式サイト https://www.apple.com/jp/
独自の世界を構築しているアップルのPCは、性能だけではなくデザインも美しく、持っていてうれしいパソコンです。
スマホのiphoneとの連携もスムーズで、画像や動画編集などのクリエイティブの分野ではアップルのPCを選ぶユーザーは昔から多いです。
現在のWindowsPCがまだMS-DOSの時代にキーボード中心の操作をしていた頃、アップルのパソコンはすでにマウスで直感的に操作ができた先進的なパソコンを提供していました。
アップルはWYSIWYG(ウィジウィグ|What You See is What You Getの略)が採用されており、プリンターとの連携で画面に表示されたレイアウトのままを印刷できるとあって、アップルのマッキントッシュ、いわゆるMACはとても好評でした。
Microsoft(マイクロソフト)|Surfece(サーフェース)
マイクロソフト サーフェース公式サイト https://www.microsoft.com/ja-jp/surface
まさに世界を席巻したソフトウェア会社のマイクロソフト。
ソフトウェア会社ですが、ボール式だったマウスに光学式やエルゴノミックデザインを採用するなど、周辺機器にも優れた商品を提供しています。
そのマイクロソフトがタッチパネル採用の2in1ノートパソコンを発表。それが「サーフェース」シリーズです。
現在はモデルも増えノートPC型もラインナップされ、マイクロソフトのノートPCは人気モデルになっています。
Lenovo(レノボ)|Thinkpad(シンクパッド)
レノボ公式サイト https://www.lenovo.com/jp/ja/pc
Lenobo(レノボ)は中国のパソコンメーカーです。2004年にIBMからパソコン事業を買収し、世界大手のパソコンメーカーとなりました。
IBM大和研究所で開発、そして販売された「Thinkpad(シンクパッド)」ブランドはそのままレノボに引き継がれ、現在も一部のThinkpadは山形県の米沢事業場で製造されています。
Thinkpadのキーボードの打ちやすさは数あるノートパソコンの中でも評価が高く、頑丈で、カスタマイズもしやすく、ビジネス用途だけではなく個人で購入する方も多い人気のノートパソコンです。
Thinkpadは黒いボディと、ひと目でThinkpadとわかるキーボード中央にある赤ポチが特徴です。
赤ポチとは赤いトラックポイントのことで、キーボードから手を放すことなくマウスポインタ―を操作でき、これがないとThinkpadといえないくらい必須アイテムになっています
実際、トラックポイントのないレノボPCはIdeapadという名称で販売されています。
日本HP(日本エイチピー)
日本HP公式サイト https://www.hp.com/jp-ja/home.html
HPのパソコンは東京でも生産されています。性能もよく購入しやすい価格で、国内生産のため納期も短めです。
HP、ヒューレット・パカード社は1939年アメリカのシリコンバレーで創業され、パソコン関連事業は2015年に分社化し日本法人の会社名が変わっています。
- Hewlett Packard Enterprisse(日本法人:日本ヒューレット・パッカード合同会社)
- HP Inc. (日本法人:株式会社日本HP)
前者のHPE、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ社はサーバーやネットワーク機器など業務用を取り扱い、2021年に組織変更され株式会社から合同会社へ社名も変わりました。
後者のHP、日本HP社がパソコンやプリンターなどを取り扱っています。
また分社化する前の1999年にはパソコンの生産を日本国内でも開始しています。しかも場所は東京です。全ての製品が国内生産ではありませんが、多くのパソコンが「Made in Tokyo」です。
DELL(デル)
DELL 公式サイト https://www.dell.com/ja-jp
DELL(デル)のパソコンは低予算モデルから高性能モデルまで提供しており、コストパフォーマンスに優れています。
パソコンをすぐに購入した方には即納モデルがあり、またCPUやメモリなどカスタマイズしたい方にも対応しています。
世界最大級のテクノロジー企業DELLはアメリカ・テキサス州に本社があり、正式名称DELL Technologies(デル・テクノロジーズ)社は多国籍企業で、日本法人はDell Inc.です。
デルはサーバーやネットワーク機器などの業務用からパソコン・タブレットなどのコンシューマ用まで幅広く製品やサービスを展開しています。
ASUS(エイスース)
ASUS日本 公式サイト https://www.asus.com/jp/
ASUS(エイスース)は以前はアスースとも呼んでいましたが、現在はエイスースに統一されました。
パソコンの重要な部品であるマザーボード世界シェア第一位のASUS。本社は台湾にあります。
ASUSはゲーミングパソコンにも力を入れていて、自作PCをASUSのマザーボードで組んでいるユーザーも多いです。
マザーボードでしっかりとした地位を築いたASUS。ASUSのノートパソコンは日本でも人気モデルになっています。
また、ASUSはスマートフォンも好評で、高性能スマートフォン「ZenFone」はSIMフリーで、格安SIMユーザーにも人気になっています。
ACER(エイサー)
ACER 日本法人公式サイト https://acerjapan.com/
台湾に本社を置くACR(エイサー)はオフィス向けや家庭向けのパソコンや液晶モニター等を中心に、ゲーミングPCにも力を入れています。
Acerのモニターはビジネス用から4Kやゲーミングモニターなど種類も豊富で、ノートパソコンをデスクトップ化する際に外部ディスプレイモニターとして選択肢の一つになっています。
また、ACERはASUSと同様に知名度も高く、日本法人もありサポートの面でも安心です。
パソコンメーカー|日本のBTOパソコンブランド
BTOブランドのパソコンは自由にカスタマイズできるので、自分の好みのパソコンを手に入れることができます。不要なソフトが入っていないのも好印象です。
ゲーミングPCに力を入れているのもBTOブランドの特徴です。
- マウスコンピューター
- ドスパラ
数あるBTOブランドですが、人気の2社をご紹介します。
マウスコンピューター
mouse マウスコンピューター 公式サイト https://www.mouse-jp.co.jp/
テレビCMでもおなじみのマウスコンピューターは日本製です。主に長野県の飯山にある工場で生産されています。
デスクトップパソコンからノートパソコンまで種類が豊富で、ゲーミングパソコンのG-Tuneや、画像映像などクリエイター向けのDAIV(ダイブ)など高性能なパソコンもラインナップされています。
注文時にカスタマイズが可能で、CPUやメモリなどのパーツを自分好みのパソコンにすることができ、延長保証サービスや古くなったパソコンの下取りサービスといったものもあります。
また、マウスコンピュータは液晶ディスプレイも吸収合併したiiyamaブランドを持っています。
iiyamaの名称は飯山電機からイーヤマ、iiyamaと変遷していますが、14インチや15インチのCRTディスプレイが主流の時代に、当時高価だった17インチCRTディスプレイを安価に販売したことで認知が広まり、大型ディスプレイが普及するようになりました。
ドスパラ
ドスパラ公式サイト https://www.dospara.co.jp/
秋葉原に行けばお馴染みのパソコン専門店であるドスパラ。
ドスパラでベアボーンキットを購入し、好きなPCパーツでデスクトップパスコンを組み立てる自作PCでお世話になった方は多いでしょう。
ドスパラもデスクトップパソコンからノートパソコンまでラインナップされています。
ゲーミングPCのGALLERIA(ギャラリア)、クリエイター向けのraytrek(レイトレック)など高性能パソコンも用意されています。
日本国内で生産されており、最短で翌日届く短納期もドスパラの魅力です。
まとめ:おすすめのパソコンメーカーの中から選んでみよう!
パソコンメーカー14社をご紹介しました。
これでもまだ紹介しきれていないのですが、これだけパソコンブランドがあるということは競争も激しく、切磋琢磨されて良い製品がでてくるということにもなっています。
ノートパソコンであれば、デザインが美しいもの、薄型軽量なもの、高性能なもの、バッテリー持ちがよいもの、キーボードのタッチが良いもの等々、それぞれに特徴があります。
デスクトップなら国内海外の有名メーカーの他に、BTOパソコンに尖った性能のパソコンもあり選ぶ楽しみも増えます。
パソコンのデザインが好きでもよいし、メーカーが好きでも良いし、自分好みのパソコンに出会えると良いですね。