パソコンの買い時・買い替え時期はいつ?安く買うならいつがいい2022年

パソコン買い時

パソコンを新しく購入する際に、安く手に入れたいと思う方も多いと思います。

特に、昨年2021年10月にWindows10からWindows11に切り替わりましたが、Windows11に無償アップグレードできないノートパソコンをお持ちの方は買い替え時期が気になるところです。

そこでパソコンの買い時や買い替え時期について調べてみました。

パソコンの買い時に迷っている人や、なるべく安くパソコンを購入できる時期を知りたい人はぜひ参考にしてください。

Windows11ノートパソコン買いどき|自分の買い時の基準を決めておこう

パソコンを安く購入しようとする場合は、買い時の基準を決めておいた方が良いです。

なぜなら、パソコンの価格はある程度の値下がり時期はありますが、もし底値を狙うなら根気よく待つしかないからです。

しかし、これだ!と思うタイミングで買わないと時期を逃します。
そしてまた次のモデルが出て購入を引き伸ばしたりを繰り返すことになり、結局買えないままで時間を過ごすことになるからです。

したがって、パソコンを買う時の基準を決めておきましょう。例えば、

  • 新品が良いなら値下がりは気にしない
  • ある程度下がっていたら良しとする
  • 買った後に値下がりしても気にしない
  • 価格よりパソコンを使って自分のやりたいことの方が重要

など。

ある程度あなた自身の中でルールを決めておくことで、最適な買い時を逃さずに済むのでぜひ覚えておいてください。

パソコン買いどき|【東芝・NEC・富士通 の場合】

国内メーカーの直販サイトには店舗で取り扱いのないモデルがあります。
海外パソコンメーカーの直販サイトにならってクーポンを発行していたり、〇%オフなど表示もあるので、直販サイトを覗いてみてください。

なお、東芝ダイナブックは現在はシャープ傘下になっています。dynabookのブランド名はそのまま引き継がれているので、ダイナブックが残っているのはパソコンファンとしてはうれしいことです。

NECのパソコンは現在はNECレノボ・ジャパングループとして、レノボとのジョイントベンチャーとなっています。

富士通のパソコンも現在はレノボグループの傘下になっています。

パソコン買いどき|【海外パソコンメーカーの場合】

海外パソコンメーカーのレノボとHP、DELL、この3社が日本でのシェアを大きくとってきているようです。

海外メーカーは直販にも力を入れているので、クーポンを使って安く買うのがオススメです。

公式オンラインショップでクーポン発行しているので、例えばレノボの人気パソコンThinkPadもクーポンを使って安く買うのが通例のようになっています。

パソコン買いどき|【Apple Macbookの場合】

AppleはWindowsパソコンと比べてモデルチェンジの期間が長いので、新モデル発売に合わせたセールは期待できません。

そのため、1年の中でいつが買い時という明確な周期はないような形です。

できるだけMacBookなどのAppleデバイスを安く購入する方法としては、

家電量販店やAmazonなどでポイント還元を受ける
整備済製品を購入する
中古品を購入する

などの方法があります。

「◯月が買い時」という明確な時期はないので、購入したいと思ったタイミングが買い時だと言えるでしょう。

春・夏・秋冬モデル発売に合わせたセールは期待できない

Apple製品をアップルストアでポイントを使って実質割引

新品のパソコンを安く買う場合

決算セールを狙う

一部を除き、大手家電量販店の多くが3月に年度末決算を迎えます。
決算セールは決算の1ヵ月前くらいから始まります。

量販店の決算時期をリストにしてみました。
中間決算の9月は期間が少し短く、9月上旬からセールが始まることが多いようです。
ビックカメラとコジマは決算時期が1か月早くなっています。

通期(年度末)決算|セール時期中間決算|セール時期
ヤマダ電機3月|1月下旬~3月下旬9月|9月上旬~10月上旬
ヨドバシカメラ3月|2月中旬~3月下旬9月|9月上旬~10月上旬
ビックカメラ2月|1月中旬~2月下旬8月|7月下旬~8月下旬
ケーズデンキ3月|2月中旬~3月下旬9月|9月上旬~9月下旬
ノジマ3月|2月中旬~3月下旬9月|9月上旬~9月下旬
エディオン3月|2月中旬~3月下旬9月|9月上旬~9月下旬
ベスト電器3月|2月中旬~3月下旬9月|9月上旬~9月下旬
ジョーシン3月|2月中旬~3月下旬9月|9月上旬~9月下旬
コジマ2月|1月中旬~2月下旬8月|7月下旬~8月下旬

特に3月は年度末の決算になるため、各社力を入れて販売しますのでおすすめと言えるでしょう。
また、同時に新入学や新社会人向けのセールも重なるので、販売店からすると2月から4月、それから5月連休あたりまでがセール期間という見方もできます。

年末年始を狙う

年末年始もセールが期待できる時期です。

特に年末はボーナス時期とも重なるため各社ともに販売に力が入っているので、年始よりは年末のほうが個人需要のパソコン、高性能なパソコンを狙っている方にはおすすめです。

年始はお年玉セールで、お孫さんにタブレットやパソコンを買ってあげたりといった需要が出てくるので高性能パソコンよりも比較的安価なモデルの販売が充実しているように見受けられます。

Amazonや楽天のセール

Amazonのタイムセールやプライムデー、ブラックマンデーに特価品が出たときに安く買う方法です。

メーカーや機種にこだわりがないなら、特定のパソコンが激安になったりするのでお買い得です。
気になるパソコンがあるならチェックしておいて良いでしょう。
ただ、気に入っているパソコンが割安になるかどうかは運しだいです。

同様に楽天市場でもセールが始まるので、その時に気に入ったパソコンがあれば安く購入することができます。

楽天ポイントを普段から使っている人はポイント付与のことも考慮しながら、Amazonと比較している人も多いのではないでしょうか。

パソコンのモデルチェンジ時期に旧型パソコンを安く買う

最新スペックにこだわらない人なら、モデルチェンジ時期に旧型になるパソコンを安く購入するという考え方もあります。

国内パソコンメーカーの場合は、春モデル、夏モデル、秋冬モデル等で新型のパソコンが発売されるので、旧式になるパソコンの在庫を減らす必要があります。

そのタイミングで値段を下がるので、安く買うか、またはひとつ上のランクのパソコンも購入することができるでしょう。

意外と狙い目?セール期間終了後

意外と狙い目かもしれないのが、実はセール期間終了後です。

言い方は悪いかもしれませんが、決算時期や新入学新社会人向けのセールは、需要があるため売れます。

しかしセール期間が終わりひと段落すると需要が落ち込んでくるので、メーカーや販売店もテコ入れしないと販売がにぶってしまうため、特定のモデルに特価品が出てくることがあります。

メモリ容量やディスク容量が同じでも、CPUがより高性能で、ひとつ上のクラスのパソコンが同じくらいの値段で販売されたりします。

例えば、先日も五月連休が終わったあとでしたが、量販店に立ち寄ったところ、マイクロソフトのサーフェースラップトップの最新機種Surface Laptop StudioがSurface Laptop4と同じくらいの値段で売られていました。

Surface Laptop StudioはNVIDIAのグラフィックボードGeForceが搭載されているノートパソコンで、動画や画像編集、ゲームもサクサクこなすマイクロソフトのノートパソコンでは一番高性能なモデルです。

量販店の店員さんも、これは紹介せざるをえないほどお得になっていると話してくれました。

最新モデル・高スペックモデルを買う

最新のモデルを購入したほうが長く使える、ということも頭に入れておいた方が良いでしょう。

なぜなら、端子の有無(※)や、OSの無償アップデートの対象から外れる場合があったり、古いバージョンのマイクロソフトオフィスを使い続けることになるからです。

※必要な端子が新機種でなくなった場合は選択肢から外れる場合もあります

例えば、昨年10月からWindows11が発売されましたが、筆者の使用しているノートPCはWindows11に無償アップデートの対象から外れています。

また、Windows11の最新モデルが発売されて、旧機種になったWindows10モデルを新品で安く購入できたとして、OSはWindows10からWindows11に無償アップデートは可能ですが、エクセルやワード、パワーポイントなどマイクロソフトのオフィスはバージョンが新しいものになっていても、無償アップデートの対象にはなりません。

マイクロソフトオフィスは新しく購入するか、またはマイクロソフト365の月額サブスクを契約する必要があります。

頻繁にパソコンを買い替えている人ではない限り、3年以上使い続けている人は多いのではないでしょうか。筆者もその一人です。

ですので、比較的長くパソコンを使う人であるなら、最新のモデルを購入するほうが長く使えます。

パソコンのモデルチェンジ時期に新型パソコンを買う

購入するとわかります。やはり新型を買うと気分もいいです。

先にも書きましたが、最新のパソコンを購入したほうが旧機種よりは長く使える可能性が高いです。

モデルチェンジするなら、新型を買えばよかったと後悔する人もいるでしょう。

例えば、外部ディスプレイを使ってプレゼンしたい場合に、USB PD (USB Power Delivery) 対応だと、UCB TypeCのケーブル1本だけの配線だけで済みます。

ところが、購入したパソコンにUSB TypeCがなかった、あったとしてもUSB PD対応ではなかったので、仕方なくHDMIケーブルと電源アダプタ―も使い続けることになったという例です。

これは筆者の実体験です。新型にはUCB PDの端子が装備されていました。ほんのちょっとのタイミングの差でした。

パソコンが欲しい時・必要な時に買う

欲しいときに、必要なときに買うのが一番気分的にもいい。

我慢をしながら値下がりを待つようになると、いつ買っても後悔することになります。

次のモデルが出てしまい、目移りしていつまでたっても買えずにいる。
買った後も値段が下がったと知ると残念に思う。

ただ、安いから買ったとしても、あまり使わなかったら結局は無駄遣いになります。
必要なかったものの一つに数え上げられてしまうので、やはり自分なりの基準は考えておいた方が良いでしょう。

中古のパソコンを買う3つの方法

  • 中古パソコンショップで購入する
  • アウトレット品を購入する
  • 家電量販店の展示品を購入する

中古のパソコンを購入する方法としては上記3つがあります。

これからそれぞれの方法について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

中古パソコンショップで購入する

中古パソコンを購入する方法として中古パソコンショップを利用することがあります。

中古パソコンの専門店ではウイルス対策や動作チェックを行った上で販売をしているため、不良品を掴まされる心配がありません。

店舗だと中古パソコンを取り扱っているお店が少ないので、中古パソコンのネットショップを活用するのが良いでしょう。

アウトレット品を購入する

店舗やメーカー直販でもアウトレット品が出たりします。

直販サイトではアウトレットのカテゴリ表示があるメーカーもあるので、自分の好きなメーカーがあるのでしたら覗いてみてください。

時期によってはお買い得なパソコンが見つかるかもしれません。

家電量販店の展示品を購入する

店舗の展示品やデモ機などチェックしていると目玉商品が出ることがあります。

新品ではあるけれど、展示品で人が触っているので微妙に中古品ぽい感じはありますが、ちゃんとキレイにして渡されるのでその点は心配はないでしょう。

保証期間は新品と変わらないので、店頭にいってときどき確かめてみましょう。

筆者の場合、パソコンではありませんが、展示品のプリンターを安く購入できました。
ただ、印刷状態が悪く、いくら調整しても駄目だったケースがありました。

販売店に問い合わせをすると故障品という判断で、結局差額分を払って新品を購入したということもあり、レアケースでしょうが、購入前に販売店に故障していた場合の補償等は確認しておくことをおすすめします。

意外と楽しい!BTOパソコンを買って自作する

これまでメーカー品、特にノートパソコンを安く買うことについて書いてきましたが、BTOパソコンを買って自分で組み立てるということを上げておきたいと思います。

BTOパソコンといえば、デスクトップパソコンが主流になります。
自分で組み立てる、または半組み立て状態で購入して自分で設定するといったパソコンです。

同じ価格帯で比較するとノートパソコンよりも高性能なパソコンにすることができます。
また、余計なソフトウェアも少ないのでより軽量なパソコンになります。

組み立てと聞いて尻込みする方も多いと思いますが、説明書もあるのでそれほど組み立てが難しいということもありません。

いざやってみると、難しいと思っていたけど自分でもパソコンが組み立てられるんだと、やってみて楽しくなります。パソコンの知識もついてくるので、やってみようと思った方はチャレンジしてみてください。

某ウィルスの影響は?

某ウィルスの影響でテレワークでパソコン需要が高まり、家庭用のパソコン販売が好調のようです。
特にノートパソコンの需要が高まっているとのことでした。

人の流れが変わり、製造工場にも影響があり世界的な半導体の不足が言われています。

このような中で、海外メーカーは世界的な部品調達能力で日本でのシェアをのばしているようです。

販売店で話をきいたところでは、カスタマイズして注文するパソコンについては部品によっては遅くなるケースがあるとのことでしたが、標準品の売れ筋商品のパソコンは数を確保しているので今のところは大丈夫とのことでした。

筆者もパソコンではありませんが、スキャナー付きの複合プリンターを購入しようと店舗に行ったところ、購入しようとしたプリンターは入荷予定が早くても3ヶ月先とか、いつ入るかわからないと言われて、しかたなくその場にあるプリンタを購入した経験があります。

まとめ

パソコンの購入は自分なりの基準を決めておきましょう。

値下げをあまり重視していない人なら、パソコンが必要な時、欲しい時に買うのが一番です。

少しでも安く買いたい人は、決算時期の2~3月と8月~9月、そして年末セール時期を狙ってみましょう。

また、メーカー直販サイトならクーポンを使用して安く購入することもできることもあるので、こまめにチェックしてみてください。

ぜひ自分で気に入ったパソコンをゲットして、パソコンライフを楽しんでください。