ノートPCの動作が遅いと感じたり、買い替えを考えたりしたときは、まず今使っているPCのスペックを確認してみましょう。
CPU・メモリ・ストレージが分かれば、現在のPCがどのくらいの性能なのか、どこに不足がありそうなのかを考える手がかりになります。
WindowsでノートPCのスペックを確認する方法
WindowsのノートPCなら、まず「設定」から基本的なスペックを確認できます。
- 「スタート」をクリック
- 「設定」を開く
- 「システム」を選ぶ
- 「バージョン情報」を開く
ここでは、主に次の項目を確認できます。
- プロセッサ:CPUの種類
- 実装RAM:搭載されているメモリ容量
ストレージの容量と空き容量を確認する場合は、
- 「設定」を開く
- 「システム」を選ぶ
- 「ストレージ」を開く
の順に進みます。
ここでは、ストレージ全体の容量や現在の使用状況、空き容量を確認できます。SSDかHDDかを確認する方法は、後ほど「ストレージ(SSD / HDD)の確認ポイント」で説明します。
確認したスペックの見方
メモリの確認ポイント
「実装RAM」に表示されている容量を確認します。4GB・8GB・16GBなどの数字が、現在のPCに搭載されているメモリ容量です。
メモリが少ないと、ブラウザのタブや複数のアプリを同時に開いたときに動作が重くなることがあります。
今のPCで「タブを増やすと急に重くなる」「複数のアプリを開くと動作が遅くなる」と感じている場合は、表示されたメモリ容量と実際の使い方を照らし合わせてみましょう。メモリ容量が少ないことが、動作が重くなる原因のひとつになっている可能性があります。
ストレージ(SSD / HDD)の確認ポイント
ストレージがSSDかHDDかを確認するには、「タスク マネージャー」を開き、「パフォーマンス」から「ディスク」を選びます。
ディスクの種類に「SSD」または「HDD」と表示されるので、現在使っているストレージを確認できます。
- SSD: 現在のノートPCで一般的に使われている高速なストレージ
- HDD: SSDと比べて読み書きが遅く、起動やアプリの動作を遅く感じることがあります
「PCの起動に時間がかかる」「ファイルを開くのが遅い」と感じている場合は、現在使っているストレージの種類も確認してみましょう。
CPUの確認ポイント
CPUは、パソコンの処理性能に関わる部分です。確認画面に表示されたCPU名と型番を見ておきましょう。
「Core i5」「Ryzen 5」などの名称だけでは性能を判断できず、世代やシリーズによっても性能が異なります。そのため、今使っているPCが遅い場合は、CPU名だけでなく型番まで確認しておくと、買い替えるPCとの比較がしやすくなります。
スペックと実際の動作を一緒に確認する
スペックを確認したら、数字だけでなく、普段使っているときの動作も一緒に確認してみましょう。
たとえば、次のような場面で遅さを感じていないかを確認します。
- PCの起動に時間がかかる
- ブラウザのタブを増やすと重くなる
- 複数のアプリを同時に使うと動作が遅くなる
こうした症状がある場合は、確認したスペックと照らし合わせることで、どこに原因がありそうか考えやすくなります。
たとえば、ブラウザのタブや複数のアプリを開いたときに重くなる場合は、メモリ容量が足りているか確認してみましょう。
PCの起動やファイルを開くのに時間がかかる場合は、ストレージがHDDかSSDかを確認することで、遅さの原因を考える手がかりになります。
今のスペックから買い替えを考える目安
スペックを確認しても、数字が低いという理由だけですぐに買い替える必要はありません。
まずは、現在の使い方で次のような困りごとがあるか確認してみましょう。
- 起動やアプリの動作がかなり遅い
- ブラウザのタブや複数のアプリを開くと重くなる
- 必要なファイルを保存するための容量が足りなくなっている
- 使いたいソフトやOSに対応できなくなっている
- Web会議や普段の作業で頻繁に固まる
たとえば、メモリ容量が少なくても現在の用途で困っていなければ、すぐに買い替える必要があるとは限りません。
反対に、スペックを確認して、メモリ容量やストレージの種類などが実際に感じている遅さや使いにくさと関係していそうな場合は、買い替えを検討するひとつの目安になります。
大切なのは、スペックの数字だけではなく、現在のPCでやりたいことが問題なくできているかで判断することです。
スペックを確認したら用途と困りごとで判断する
今使っているノートPCのスペックは、すべての数字や型番を詳しく理解する必要はありません。
まずはCPU・メモリ・ストレージを確認し、現在感じている遅さや使いにくさと照らし合わせることが大切です。
「スペックは確認できたけれど、なぜ遅いのか分からない」という場合は、スペック不足以外の原因も含めて確認してみましょう。
買い替えを考える場合は、今のPCより高性能なモデルを選ぶだけではなく、これから何に使うのかを基準に必要な性能を考えることが大切です。
用途そのものから整理したい場合は、こちらも参考にしてください。

