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ノートPCが遅い原因は?重いときの調べ方と対処法

2026 10/08
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PCの使い方・メンテナンス
2026-03-122026-10-08
ノートPCが遅い原因と対処法

ノートPCの動作が遅い、アプリを開くと重い、起動に時間がかかると感じても、すぐに買い替えが必要とは限りません。

原因は、メモリ不足やストレージの空き容量、バックグラウンドで動くアプリ、Windows Updateなどさまざまです。まずは「どんなときに遅いのか」を確認し、原因を切り分けることが大切です。

この記事では、ノートPCが遅い・重いときに確認したいポイントと、タスクマネージャーを使った原因の調べ方、自分でできる対処法を順番に解説します。改善しない場合のスペック確認や買い替えを判断する目安も紹介します。

目次

ノートPCが遅いときは、まず症状を確認する

ノートPCが遅いと感じても、原因は一つではありません。まずは「いつ、どのような操作で遅くなるのか」を確認すると、原因を絞りやすくなります。

たとえば、起動直後から全体的に遅い場合と、ブラウザや特定のアプリだけが遅い場合では、確認するポイントが異なります。

まずは、現在の症状に近いものを確認してみましょう。

遅いと感じる場面考えられる主な原因まず確認すること
起動直後から全体的に遅いスタートアップアプリ、Windows Update、ストレージなどタスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスクの状態を確認
アプリやタブを増やすと重いメモリ不足、CPUへの負荷メモリ・CPUの使用状況を確認
特定のアプリだけ遅いアプリの負荷、必要スペック不足そのアプリのCPU・メモリ使用量を確認
Webサイトや動画だけ遅い通信環境、ブラウザなど同じ回線につないだ別の端末でも遅いか確認
急に遅くなったWindows Update、バックグラウンド処理、アプリなどWindows Updateやアプリの変更、タスクマネージャーを確認
以前から全体的に遅いHDD、メモリ不足、スペック不足など搭載スペックと使用状況を確認

タスクマネージャーで何が重いのか調べる

ノートPC全体の動作が遅い場合は、タスクマネージャーを開くと、CPU・メモリ・ディスクなどの使用状況を確認できます。

Windows 11では、スタートボタンを右クリックして「タスク マネージャー」を選び、「プロセス」を開きます。CPU・メモリ・ディスクの使用率と、負荷の高いアプリやプロセスを確認しましょう。

使用率が高い項目があっても、それだけで故障やスペック不足とは判断できません。どのアプリや処理が負荷をかけているのかもあわせて確認することが大切です。

CPU使用率を確認する

「CPU」の列では、アプリやWindowsの処理がCPUにどの程度負荷をかけているか確認できます。

PCが重いときにCPU使用率が高くなっている場合は、「CPU」の見出しをクリックして使用率の高い順に並べ、どのアプリやプロセスが負荷をかけているのか確認します。

動画編集やゲームなど負荷の大きい作業中はCPU使用率が高くなることがあります。一時的に高いだけであれば問題とは限らないため、PCが遅い状態が続いているときに何がCPUを使っているかを見るのがポイントです。

メモリ使用率を確認する

「メモリ」の列では、現在どのくらいメモリが使われているか確認できます。

ブラウザのタブや複数のアプリを開いたときに動作が重くなる場合は、メモリ使用量が増えていないか確認しましょう。「メモリ」の見出しをクリックすると、使用量の多いアプリを確認できます。

使っていないアプリが多くのメモリを使用している場合は、必要なデータを保存したうえで通常の方法で終了し、動作が改善するか確認します。

ディスク使用率を確認する

「ディスク」の列では、SSDやHDDへの読み書きによる負荷を確認できます。

アプリの起動やファイルを開くときにPCが重くなる場合は、ディスク使用率と、どのプロセスがディスクを使用しているか確認しましょう。

Windows Updateなどの処理によって一時的に使用率が高くなることもあります。ディスク使用率だけでストレージの故障と判断せず、負荷をかけているプロセスや遅くなるタイミングもあわせて確認します。

ノートPCが遅い・重い主な原因と対処法

タスクマネージャーで負荷の状態を確認したら、症状に合った原因を一つずつ確認していきましょう。

ノートPCが遅くなる原因は複数あり、いくつかが重なっている場合もあります。該当する項目から対処し、動作が改善するか確認してください。

メモリ不足で複数のアプリを処理しきれない

ブラウザのタブを多く開いたり、複数のアプリを同時に使ったりしたときだけ動作が重くなる場合は、メモリ不足が原因の可能性があります。

まずタスクマネージャーの「メモリ」を確認し、使用量の多いアプリがないか調べます。使っていないアプリやブラウザのタブがあれば閉じて、動作が改善するか確認しましょう。

使っていないアプリを閉じると改善するものの、普段使うアプリを開くと再び重くなる場合は、搭載メモリが用途に対して不足している可能性があります。

搭載しているメモリ容量が分からない場合は、Windowsの設定から確認できます。

👉 ノートPCのスペック確認方法

スタートアップやバックグラウンドアプリが多い

Windowsの起動直後から動作が重い場合は、スタートアップアプリやバックグラウンドで動いているアプリが影響していることがあります。

スタートアップアプリは、Windowsへのサインイン時に自動で起動するアプリです。数が多いと、PCを起動した直後にCPUやメモリなどへ負荷がかかり、操作できるようになるまで時間がかかることがあります。

タスクマネージャーの「スタートアップ アプリ」を開き、自動起動する必要のないアプリがあれば選択して「無効化」します。スタートアップを無効にしてもアプリ自体は削除されないため、必要なときは通常どおり起動できます。

また、「プロセス」で普段使っていないアプリがCPUやメモリを使用している場合は、そのアプリが必要なものか確認しましょう。使用していないアプリであれば、必要なデータを保存してから通常の方法で終了し、動作が改善するか確認します。

ストレージの空き容量が少ない

SSDやHDDの空き容量が少なくなっていると、Windowsやアプリの動作に影響することがあります。ファイルの保存だけでなく、Windows Updateや一時ファイルの作成などにも空き容量が使われるためです。

Windows 11では「設定」→「システム」→「ストレージ」を開くと、ストレージの使用量と空き容量を確認できます。

空き容量が少ない場合は、不要なファイルや使っていないアプリを整理しましょう。「ストレージ」の画面では、一時ファイルなど容量を使用している項目を確認でき、不要な一時ファイルを削除することもできます。

写真や動画など必要なデータが多い場合は、削除するのではなく、外付けストレージやクラウドストレージへ移動する方法もあります。

HDDを使用しているため読み書きに時間がかかる

ストレージにHDDを使用しているノートPCは、SSDを搭載したPCと比べて、Windowsの起動やアプリの立ち上げ、ファイルの読み書きに時間がかかることがあります。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」を開き、「ディスク」を選択すると、搭載しているストレージがSSDかHDDか確認できます。

HDDを搭載したPCで、起動やアプリの読み込みなどが以前から遅い場合は、HDDの読み書き速度が動作に影響している可能性があります。

SSDへ交換できる機種であれば高速化できる可能性がありますが、ノートPCによってはストレージを交換できない場合もあります。古いPCでは、ほかのスペックや使用年数も確認したうえで、SSDへの交換と買い替えのどちらが適しているか判断しましょう。

Windows Updateなどの処理が動いている

それまで問題なく使えていたノートPCが急に重くなった場合は、Windows Updateなどの処理がバックグラウンドで動いていることがあります。

タスクマネージャーでCPUやディスクの使用率が高くなっている場合は、負荷をかけているプロセスを確認しましょう。あわせて「設定」→「Windows Update」を開くと、更新プログラムをダウンロード・インストールしている途中か確認できます。

Windows Updateが進行中であれば、途中で無理に停止せず、更新が完了するまで待ちます。再起動を求められている場合は、作業中のファイルを保存してから再起動し、更新を完了させましょう。

更新後も動作が遅い場合は、Windows Update以外の原因も考えられるため、タスクマネージャーでもう一度CPU・メモリ・ディスクの状態を確認します。

本体が高温になり性能が低下している

ノートPCは内部の温度が高くなると、CPUなどを保護するために性能を抑えることがあります。そのため、使い始めは問題なくても、しばらく使用すると動作が遅くなる場合は発熱が影響している可能性があります。

本体が熱くなっている、冷却ファンが頻繁に高速回転する、長時間使用すると動作が重くなるといった場合は、吸気口や排気口がふさがれていないか確認しましょう。

布団やクッションなど柔らかい場所に置くと通気口をふさぐことがあるため、机などの平らで安定した場所で使用します。通気口にほこりがたまっている場合は、PCの電源を切り、取扱説明書やメーカーの案内に従って清掃してください。

通気を確保しても高温になり、動作の遅さや突然の電源断などが続く場合は、冷却ファンなどに問題がある可能性もあります。無理に分解せず、メーカーのサポートや修理を検討しましょう。

ウイルスやマルウェアの影響を受けている

特に負荷の大きいアプリを使っていないのに動作が急に遅くなった場合は、ウイルスやマルウェアの影響も確認しておきましょう。

Windows 11では「Windows セキュリティ」を開き、「ウイルスと脅威の防止」からスキャンを実行できます。まずは「クイック スキャン」を実行し、脅威が検出されないか確認します。

クイック スキャンで問題が見つからなくても不審な動作が続く場合は、「スキャンのオプション」からフル スキャンなどを選択して、さらに詳しく確認できます。脅威が検出された場合は、Windows セキュリティに表示される案内に従って対処してください。

スキャン後はPCを再起動し、動作が改善したか確認しましょう。

CPUやメモリなどのスペックが用途に足りていない

不要なアプリを閉じたり、ストレージの空き容量を確保したりしても、特定の作業をすると毎回動作が重くなる場合は、PCのスペックが用途に足りていない可能性があります。

たとえば、動画編集や画像編集など負荷の大きい作業では、CPUやメモリ、GPUなどに一定の性能が必要です。使用するアプリが求める性能に対してPCのスペックが不足していると、設定を見直すだけでは十分に改善できないことがあります。

まずは現在のPCに搭載されているCPU・メモリ・ストレージなどを確認し、使用しているアプリの動作環境や用途に必要な性能と比較しましょう。

👉 ノートPCのスペック確認方法

現在のPCでは必要な性能を満たせない場合は、増設や買い替えを検討します。これからノートPCを選ぶ場合のスペック目安は、次の記事で確認できます。

👉 用途別に必要なノートPCのスペック目安を確認する

インターネット回線やWi-Fiが遅い

PCの起動やアプリの操作には問題がなく、Webサイトの表示や動画の読み込みだけが遅い場合は、PC本体ではなくインターネット回線やWi-Fiが影響している可能性があります。

まず、スマートフォンなど別の端末を同じWi-Fiに接続し、同じように通信が遅いか確認しましょう。複数の端末で遅い場合は、PCのスペックよりも回線やWi-Fiルーターなどを確認する必要があります。

ノートPCだけが遅い場合は、Wi-Fiの電波状況も確認します。ルーターから離れている場合や、間に壁などの障害物がある場合は、ルーターに近い場所へ移動して改善するか試してみましょう。

また、タスクマネージャーでネットワークを多く使用しているアプリがないか確認する方法もあります。クラウドへの同期や大容量ファイルのダウンロードなどが動いている場合は、通信が遅く感じることがあります。

買ったばかりのノートPCが遅いときに確認すること

買ったばかりのノートPCでも、初期設定の直後は一時的に動作が重くなることがあります。Windows Updateやアプリの更新、クラウドストレージの同期などがバックグラウンドで進み、PCに負荷がかかっている場合があるためです。

まずは「設定」→「Windows Update」を開き、更新が進行中ではないか確認しましょう。あわせてタスクマネージャーを開き、CPU・メモリ・ディスク・ネットワークを多く使用している処理がないか確認します。

更新や同期が進んでいる場合は完了を待ち、必要に応じて再起動してから動作を確認します。それでも通常の操作で遅さが続く場合は、搭載スペックが用途に合っているか、不要なスタートアップアプリが多くないかなど、前述した原因を確認してください。

新品だからといって必ず高性能とは限りません。価格を抑えたモデルなどでは、使い方によってCPUやメモリなどの性能が不足する場合もあります。

古いノートPCが遅いときはスペックと使用年数を確認する

長年使っているノートPCが遅い場合も、古いという理由だけで買い替える必要があるとは限りません。まずは、これまで説明した方法でメモリやストレージの使用状況、バックグラウンドで動いているアプリなどを確認しましょう。

一方、CPUやメモリの性能が現在使っているアプリに足りていない場合や、HDDの読み書き速度がボトルネックになっている場合は、設定を変更するだけでは改善しにくいことがあります。

特に、不要なアプリを閉じても普段の作業で繰り返し重くなる場合は、現在のPCのスペックを確認し、用途に必要な性能と比較してみましょう。

👉 ノートPCのスペック確認方法

メモリやストレージを交換・増設できる機種なら改善できる可能性があります。ただし、古いPCではほかの部品も経年劣化している可能性があるため、費用をかけてアップグレードするか、新しいPCへ買い替えるかを総合的に判断することが大切です。

対処しても遅い場合は修理・増設・買い替えを判断する

ここまでの対処を試しても動作が改善しない場合は、設定や使い方だけでは解決できない可能性があります。現在のPCの状態を確認し、修理・増設・買い替えのどれが適しているか判断しましょう。

メモリ不足やHDDの読み書き速度が原因で、メモリやストレージを交換できる機種なら、増設やSSDへの交換で改善できる可能性があります。

一方、以前は問題なく使えていたのに突然フリーズする、異音がする、電源が落ちるなどの症状もある場合は、設定やスペック不足以外の問題も考えられます。大切なデータをバックアップしたうえで、症状が繰り返す場合はメーカーや修理業者への相談を検討してください。

CPUなど交換が難しい部分の性能が用途に足りない場合や、古いPCで複数の部品に不安がある場合は、修理や増設に費用をかけるより、買い替えたほうがよいこともあります。

買い替える場合は、現在のPCが遅くなった原因を踏まえて、次のPCに必要な性能を決めることが大切です。

👉 用途別に必要なノートPCのスペック目安を確認する

まとめ|ノートPCが遅いときは原因を確認してから対処する

ノートPCが遅い・重いと感じても、すぐに故障やスペック不足と判断する必要はありません。

まずは、起動直後から遅いのか、特定のアプリだけ重いのか、インターネットだけ遅いのかなど、症状を確認しましょう。そのうえでタスクマネージャーを開き、CPU・メモリ・ディスクなどの使用状況を見ると、原因を絞りやすくなります。

メモリ不足やスタートアップアプリ、ストレージの空き容量、Windows Update、発熱など、原因によって必要な対処は異なります。一つずつ確認し、対処したあとに動作が改善したか確かめることが大切です。

それでも改善しない場合は、現在のPCのスペックや使用年数も確認し、増設・修理・買い替えを検討しましょう。買い替える場合は、同じ失敗を繰り返さないよう、用途に必要なスペックを確認してから選ぶと安心です。

👉 用途別に必要なノートPCのスペック目安を確認する

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